指導のねらい
@ワンハンドで打てるようになろう
Aハーフコートの攻め方を身につけよう
Bいろいろな場合の速攻に対応しよう

 Practice Menu Key Point !
1.ワンハンドショット
 ・ワンハンドの基本
 ・ゴール下
 ・壁ドリブル
 チップだけでなくドナルドとマリーもワンハンドで打ちたいという事で今日からみんなでワンハンドです.
 常にシューターズラインを一直線にして打てるようにしましょう.
爪先,足首,膝,腰,肩,肘,手首,中指の8点が一直線になるようにしてシュートモーションに入ってからもこの直線がぶれないようにしましょう.中指の向いた先がボールの進行方向です.
 手首のスナップが弱かったので,ゴール下の練習と壁ドリブルを行いました.手首のスナップが使えるようになるとだいぶ安定してきましたね.

2.パス&ラン  チップは前に二人での動き方を練習しましたが,今回はドナルドとマリーも一緒に三人でのパス&ランです.
 オフェンスに有利なスポットは
トップ,両ウイング,両コーナー,リングの 6箇所です.リングは一番チャンスが多いですが,3秒間しか止まっていられません.パスしたら一旦リングを通ってスポットに移動できるようにします.この 時に常にリングとボールから目を離さないようにします.いつどこにチャンスがあるか分かりません.いつでもボールを受けられる準備をしておきましょう.
 それぞれのスポットには一人しかいられません.オフェンスが重なるとディフェンスも重なるので注意しましょう.重なる時はボールマンに対してピックを行 うかクロススクリーンになるようにして通り抜けましょう.うまくスクリーンを使えば更にチャンスを増やす事もできます.
 ドリブルを使った場合も同様です.もっとスピーディーにパッパッとできるようになりましょう.とにかく
パスを出したらすぐにリングに向かって駆け抜けましょう!

3.速攻
 ・自分で
 ・ロングパス
 ・ディフェンスを引き付けてレイアップ
 ・ディフェンスが下がっていたらウイングでショット
 ・ウイングで引き付けてリターンパスでショット
 ・ディフェンスが二人いてもタイミングを合わせてレイアップ
 ・ウイングに入らなければリング通ってフリースローまで上がってショット
 いろいろなパターンの速攻をイメージして練習しました.
 速攻は
いかに速く,いかに正確に決める事ができるかが重要です.
まずはとにかくレイアップが正確に決められる事です.ノーマークのレイアップが入らないようだと速攻が決まる確率はかなり低くなってしまいます.まずは自分で積極的に狙いましょう.
 前に味方が走っている場合はロングパスで速攻になります.この時に前に走っている人のスピードを落とさせるようなパスではいけません.
走るスピードを落とさないか,むしろボールに飛びつくようにしてスピードを上げさせるようなパスを出しましょう.
 今回はディフェンスをつけての練習ができませんでしたが,みんな状況をよく理解していましたね.実際のゲームでも活かせるようにしていきましょうね!

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 チップ…ワンハンドはかなり安定してきましたね.チップは手首が強いので良いプレーがたくさんできています.速攻のパスのタイミングもうまくなりましたね!
 ドナルド…ワンハンドは初めてでしたがきれいに打てていました.打った後に腕が内側に入りやすいので注意しましょう.まっすぐ真上に打てるようになればボールはぶれませんよ.
 マリー…初めてのワンハンドも上手でしたね.右肘を肩まで上げる,右肘を閉じる,右と左の肩の位置をそろえる.この三つが注意点です.後は大丈夫ですよ!

今回はみんなから実戦的な練習の要望がありました.
難しい内容でしたがよく理解できていましたね.
次の練習は大会前という事で更に精度を高めましょう.
楽しみにしていますよ!