1.ストレッチ |
コーチの練習が始まる時にはみんなもう動ける状態になっていましたね。とても良かったです。普段からチームでのストレッチやウォーミングアップの前に個人のウォーミングアップが出来るといいと思います。 各自のストレッチは済んでいたようでしたが、練習に入る前に少しストレッチをしました。股関節と太ももの前側(大腿四頭筋)と脚の付け根(腸腰筋)を伸ばしました。いずれも膝の痛みに関係のある部位です。成長期によく膝を痛くする子が多いです。女の子だと小学校高学年から中学校にかけて成長期を迎えるので、ストレッチで予防できるところは日頃から意識してやっていきましょう。
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2.周りを見ながらドリブル ・強くドリブル ・ドリブル鬼ごっこ ・リアクションレイアップ |
まず力強いドリブルがつけるように肩の高さで強くドリブルをしてもらいました。次にV字をやりました。強くドリブルをつくことでコントロールしやすくなりますし、ボールのキープ力があがります。すべてのドリブルを強くつくように心がけていって下さい。
次にドリブルしながら鬼ごっこをしました。6人中、鬼が2人。ハーフコートで1分間やりました。鬼が2人いるので逃げる方向を考えないと挟まれてしまっ
たり、仲間にぶつかったりしちゃいましたね。鬼も逃げる人を必死で追いかけると手から離れてボールがよく転がってましたね。前を見ながら走ってもドリブルミスしないように、日頃からドリブルはボールを見ないように習慣づけましょう。
そのあとにやったのは前を向きながらドライブインする練習です。ドライブしたあとゴール下にいるコーチがパーを出したらそのままレイアップ、グーを出した
ら仲間にパスです。実際の試合では一人抜いてもヘルプが来たり仲間が空いているスペースに動いたりします。ドライブしながらでも周りの動きを見られるよう
にリアクションレイアップという練習をしました。 |
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3.ドリブルからの抜き技 ・スキップステップ ・サイドスキップ ・インサイドアウト |
ドリブルの抜き技を練習しました。最初にステップワークで抜くスキップドリブルの技術、次にボールを手でうまく扱って抜くインサイドアウトの技術をやりました。 スキップステップで重要なのはヨーイドン!の合図でしたね。相手の前でスキップしてるときは、まだヨーイだけです。次の足を前に出した瞬間にドリブルと一緒にドン!です。ヨーイのときに急がないのがポイントです。 サイドスキップは大きく横にボールを振ってディフェンスとのズレを作ることが大切でした。ズレが出来たらタン、タ、タンのリズムで前にドリブルをします。練習していく中でリズムはよく取れるようになってきましたね。次はボールをもっと大きく左右に振れるようになれるといいです。 最後にインサイドアウトをやりました。これはドリブル中、手の中にボールがあるうちにボールの位置を変える技術が必要です。まず止まった状態でドリブルしながら手を少しこねる練習をしました。右から左、左から右に手首をこねるようにドリブルしました。あまりやり過ぎるとダブルドリブルになりますが、まずは手の中にあるうちにボールの位置を動かせるようになりましょう。 |
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4.1対1(両サイドのウィング) |
両サイドのウィングを使ってオフェンスからディフェンスへ、ディフェンスはボールを取ったらパス、という切り替えを取り入れた1対1の練習をしました。みんな練習をすぐ覚えてくれて助かりました。 1対1の中でさっき練習したドリブルの技術を使おうとしていたのはとても良かったと思います。失敗も多かったけどディフェンスを抜けたときもありましたね。練習していけばそれが何度も抜けるようになります。覚えたことはどんどん使っていくようにしましょう。 |
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5.ディフェンスフットワーク ・ディフェンスの基本 |
ディフェンス練習では、まずディフェンスの基本姿勢、基本ステップを確認しました。姿勢は、肩幅より少し足を開いて腰を落とすと言いました。そのとき膝が
つま先より前に出たり内側に入ったりしないように注意しました。膝はつま先の真上に、つま先と同じ方向を向いているのが理想です。そしてステップは、進行
方向の足を先に出して、出した分だけ反対の足を戻すというのが基本でしたね。速くなっても正確に出来るように、体が覚えるぐらい基本はたくさんやって下さ
い。 |
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6.身体接触を嫌がらない ボールを持つ前のアウトサイド ・ディナイ(DF:ディフェンス) ・バックカット(OF:オフェンス) ・ディナイスライド(DF) ・ I カット(OF) ・バンプ(DF) ・Lカット(OF) ・ロック(OF) |
ウィングでボールが入る前の1対1をやりました。 1、まずはディフェンスのディナイです。ボールに近いほうの足を前に出してパスコースに手のひらを差し出し、肩越しのボールを見るのがディナイの基本姿勢です。相手があまり動かずパスが来たら、前の足から踏み出して手のひらにバチンと当たるようにしましょう。 2、オフェンスはパスがもらえないぐらいディナイでディフェンスが出てきたらバックカットをすることを考えましょう。バックカットをするときは遠回りしないでゴールに向かって真っ直ぐ走ることが重要です。
3、バックカットに対して付いていく練習をしました。肩越しにボールを見て、裏に走って行ったら逆の手をパスコースに差し出して反対の肩越しにボールを見
ます。ディナイスライドと言いましたね。そのときもディフェンスの基本ステップは同じです。進行方向の足から出して、出した分だけ反対の足を戻す。基本は
いろんなところで使われますよ! 4、バックカットにディフェンスが付いてきたらオフェンスはすぐに切り返してウィングポジションに飛び出します。これを I カットと言いました。切り返すタイミングと切り替えの速さがボールをもらえるかの勝負ですね。
5、ディフェンスはディナイスライドだけで裏にも表にも付いていくのは大変ですのでバックカットに行かせないバンプの練習をしました。オフェンスのコース
に回り込んで体で相手を止める技術です。バンプが出来れば守るのは表だけでいいのでディフェンスは守りやすくなりますね。恐がらずに体で相手を止められるようになりましょう。
6、オフェンスはバンプされたらLカットです。一度ボールに向かって動いてからウィングポジションに飛び出す動きです。その動きで確実にパスカットされな
いためにディフェンスの足の前に自分の足を入れて(ロックして)相手を押さえてから飛び出すという動きまでやりました。 ナ
イスディフェンスはファウルギリギリのディフェンスだと言われます。ただ相手にぶつかっただけ、ただ相手を押さえただけではファウルにはなりません。上手
いぶつかり方、上手い押さえ方があります。身体接触を嫌がらないでギリギリでファウルにならないディフェンスを覚えていきましょう。 |
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7.身体接触を嫌がらない ヘルドボール |
二人組みでボールを取り合う練習をしました。二人でボールをつかみ合っているところから始めて、とにかくマイボールにすれば勝ちです。倒れながら取り合ってたり、相手にぶつかって振り回したりしてましたね。絶対渡さないぞ!という気持ちが見えてとても良かったです。 |
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8.身体接触を嫌がらない ボールを持つ前のインサイド ・シール ・サイドディフェンス ・プロテクトハンド ・サイドディフェンスでかぶる ・ブラインドシール |
ハイポストでボールが入る前の1対1をやりました。 1、オフェンスはディフェンスの前に足を入れて相手を背中と腰で押さえてボールマンに体を向けるポストアップをやりました。この自分の体をカベのようにして相手を押さえることをシールと呼びました。 2、シールされたらディフェンスは肩足を前に出して、パスコースに手を差し出すサイドディフェンス(半身)で守りました。 ここでまずオフェンスとディフェンスの攻防の始まりです。オフェンスはディフェンスの出そうとする足の前に足を回り込ませてシール。ディフェンスは簡単にシールさせないで片足をオフェンスの前に出して前にかぶろうとします。 3、オフェンスはディフェンスの前に足を入れられなかったら、相手を手で押さえて逆の手をターゲットハンドに伸ばします。ディフェンスを押さえる手のことをプロテクトハンドと言います。 4、オフェンスがプロテクトハンドで手を伸ばすとボールが入ってしまうのでディフェンスは完全に前にかぶるディフェンスをしました。ターゲットハンドに来たパスもカット出来るように大きく回りこむようにしましょう。 5、ディフェンスが前に回り込んできたらオフェンスは裏にパスをもらうため相手を裏側から押さえます。そしてゴール方向にもらう手を伸ばしましょう。
ここまで出来たらどれだけオフェンスとディフェンスが頑張れるかです。または相手が考えてることの逆をつけるかです。ここでも基本は身体接触を嫌がらないことです。オフェンスは相手から遠くへ遠くへと逃げて行っては良いポジションでボールをもらえませんでしたね。相手のギリギリに踏み出して相手を押さえる、その闘いに負けないように頑張りましょう。 |
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9.ダイヤモンドラン ・ハーフコート3メン ・オールコート5メン 5メン(クリスクロス)からレイアップ |
最後に、走りながらボールを扱う練習をしました。コート全面使って、走りながらキャッチして走りながらパスの練習です。
ダイヤモンドランでは、もらい足が重要でしたね。2歩目の足を後ろに引いて1・2で着地したとき上半身が後ろに流れたり前に倒れたりしないようにキャッチ
を練習しました。少しバランスが悪いかったですね。キャッチした後すぐ動けるように良いバランスでもらえるように練習して行きましょう。 クリスクロスの動きはみんな初めてだったようですが覚えるのが早かったです。この動きは人は編むように走って、次から次へとパスを出せるようになると走りながらボールを扱う技術がとてもレベルアップします。流れるようなプレーを目指して頑張ってください。 |