1.アップ
・ダイナミックストレッチ
・タイムラン
・ランニングシュート |
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ダイナミックストレッチは大きく動くことを意識しましょう。大きく回す、高く振り上げる、など間接の可動域を広げるように動くのが重要です。
タイムランは指定された時間で走るランニングです。ただ早く走るだけでなく色々なスピードに速さを調節できることはバスケットにおいても必要な能力です。
アップを兼ねてランニングシュートをやりました。レイアップ、レイバック、リーチバックと
3種類やりました。二人ともリーチバックシュートのステップがなかなか合わなかったのと、左手のシュートの決定率が低かったです。左右とも同じぐらい使え
るようになるまでウィークハンドを鍛えて下さい。瞬間的に使うのがが得意なサイドではなく有効なサイド(ブロックしにくい方など)になるようにしま
しょう。
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2.シュート練習
・ミドルシュート
・フックシュート |
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・ミドルシュート
シュートは外す原因をなくしていけば入るようになると考えましょう。
イルカの癖は手首が内側に入ってしまうこと、Yの癖は肘が外に開くことでした。特にYは手首が硬そうでしたね。肘を中に入れても手のひらをゴールに向けられるように手首をやわらかく出来るといいです。毎日十数秒のストレッチを続けるようにしましょう。
・フックシュート
シュートの前にラインに真っ直ぐ飛ばす練習です。真っ直ぐ飛ばすためにボールを持たない方の肩がラインに真っ直ぐ向いている必要があります。まずその練習をしました。
順を追って色んなステップからのフックシュートをやりました。
1.スタンディング
ラインに沿って練習したのと同じようにリングに肩を向けてフック。
2.ターン
ゴールに背を向けた状態からどちらかにターンしてフック。
3.ランニングステップ
レイアップと同じようなランニングステップでフック。
4.ドライブストップからターン
ドライブでゴールまでいけなかったとき、相手に背を向けて止まりターンしてフック。これはドライブと逆の方向にターンと、それをフェイクにドライブと同じ方向にターンをやりました。
二人とも頭の後ろからボールが出ていたり、肩がゴールとは全然違う方向を向いているため真っ直ぐ飛ばないことが多かったですね。ミドルシュートも同じですが、動きの中でも正確にシューティングラインを作れることが重要です。
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3.ドリブル練習
・スキップドリブル
・リトリートドリブル
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・スキップドリブル
全部で4通りやりました。まずドリブルと逆の足でスキップステップ。次にドリブルと同じ足でスキップステップ。そして、それぞれステップのあとにストレートにドライブかクロスオーバーでドライブかです。
二人ともうまくリズムが取れていました。ドライブは仕掛けると決めたら一瞬で最速まで持っていけるようにしましょう。特にスキップステップは自分にリズムがヨーイドンの合図です。一気に抜きに掛かりましょう。
・リトリートドリブル
うしろに下がりながらのドリブルです。まずはうしろに下がるだけの練習から、下がった後のドライブの練習をしました。そのまま同じ方向にドライブ、足を引いてフロントチェンジ、バックターンの3つです。
そのあとでディフェンスに応じて使い分ける練習をしましたが、判断は良かったと思います。久しぶりということもあってボールが手から離れてしまうことが多かったですが、ハンドリング力もあまり落とさないように継続していきましょう。
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4.ウィークハンド(左手)を鍛えよう |
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苦手な左手の克服のために、徹底的に左手だけを使っての練習を少しやりました。
ドリブル、キャッチ、シュート全て左手だけです。オールコートレイアップでキャッチする時も右手や体を使わずに、左手一本でボールを扱えるように練習していきましょう。
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5.1on2 |
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ハーフコートを使ってオフェンス1対ディフェンス2のドリブル練習です。30秒間ボールをキープするのがオフェンスの目標です。スキップステップでリズ
ムを取ったり、リトリートでスペースを作るなど練習した技をどんどん使っていきましょう。実践でトライしなければ練習のための練習になってしまいます。
この練習は体力的にもキツイので、引退から2ヶ月以上経っている二人は少し辛そうでしたね。高校で出遅れないためにボール感覚もですが、たまに心肺機能を刺激しておく必要もありますよ。 |
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6.1on1
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最後に練習した技術を実践で使えるように2人で1on1をやってもらいました。
5回勝負の結果同点でしたね。二人ともフックシュートをしたり、スキップステップからのドライブも使えていてとても良かったです。
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