1.レッグスルー10 |
|
毎回チャレンジしてもらっているレッグスルー10です。今回は、あやこがレベル9の後ろまでいきました。素晴らしい記録です。
1年生も含め、チームの全員がレベル5をクリアすること、レギュラーの全員がレベル7をクリアすることはまだ達成できていません。
全員のドリブル力、ハンドリング力を高めていきましょう! |
|
2.フラッシュシューティング
|
|
今回は4つのゴールそれぞれが2分間で50本インを達成し、チーム全体で200本インを達成することを目標にしました。
何度かチャレンジしましたが、合計170本〜180本という記録でしたね。いくつかのチームは50本を超えていたり、中には60本オーバーという素晴らしい記録を出したチームもありました。
全体で200本を決めるためには、全員が確率良くシュートを決めなければいけません。全員のシュート力が高いという文化を作っていかなければなりません。
シュート力がひとつのブランドになるくらいに、全員が意識高く努力を続けていきましょう! |
|
3.ボックスアウトシューティング |
|
ディフェンス付きのシューティングドリルです。フラッシュシューティングのやり方で、ディフェンス役のパートナーはエンドラインに並びます。パスが出た瞬間にディフェンスはシュートチェックに飛び出します。
シュートを打った後は、リバウンド争いです。リバウンドを取った方が、次の順番でシューターになることができます。オフェンスはリバウンドを取り続けて
いればずっとシューターです。ディフェンスはリバウンドが取れないとずっとディフェンスになってしまいます。
今年のチームはより競争的に練習をしてもらっています。こういうドリルでも、負けず嫌いさを発揮して思い切り戦いましょう! |
|
4.インサイドムーブ |
|
以前紹介したインサイドムーブを復習しました。
■インサイドムーブの基本
インサイドのプレーをするときは、両足同時に着地して、どちらの足も軸足にできるようにしておきましょう。
ボールを持ったら(もしくはボールを持つ前、ボールを持ちながら)フリースローライン側を確認しましょう。味方がとびこんで来たり、ディフェンスがボールをうばいにきたりしますので、確認することが必要です。
■ドロップステップ ドロップステップは、足をゴールの方に落とすようなかんじでターンすることから、「ドロップ」という名がついています。 ディフェンスが密着していて自分の方が重かったりパワーがあるときに有効です。
■スピンムーブ
ターンではなく、スピンです。素早く回転してディフェンスの裏側に回ってしまいましょう。 ディフェンスが密着していて、自分よりもディフェンスの方が重たい場合に有効です。ディフェンスに体重を乗せて、ディフェンスの肩を軸にして回ってしまいましょう。
■シクマステップ
ディフェンスが下がっていたら、スピンムーブやドロップステップは使えません。リバースターンで足を引きながらディフェンスの様子をうかがい、抜けると
思ったらボールを振ってドライブ、ディフェンスが反応してきたら逆にドライブインです。ディフェンスがでてこなかったらそのままシュートを打ってしまうの
も良いでしょう。
ジャック・シクマという昔のNBA選手が得意だったプレーでシクマステップと呼ばれている技です。
■ドロードリブル
ドロードリブルは、ディフェンスの反応をうかがうためのドリブルです。ローポストからドリブルでフリースローのサークルの下の点線ほうへ移動します。移
動しながらディフェンスの反応をうかがって、ディフェンスが守りにくいほうのプレイに移っていきましょう。
重要なのは状況判断をすることです。プレーを決め付けず、常にディフェンスの出方や身長、ジャンプ力などいろいろな要因から、状況判断して最も効果的なプレイを選択しなければなりません。
ドロードリブル中にディフェンスがゴール側にいなかったら、スピードを上げ一気にレイアップに行きましょう。
ドロードリブル中にディフェンスが正面に見えたら、後ろ側が空いているのでドロップステップでターンし、シュートに行きましょう。
ドロードリブル中にディフェンスからはなれるようにステップして、フェイドアウェイシュートをねらいましょう。
フェイドアウェイにディフェンスが反応したら、それをフェイントにしてステップインしましょう! |
|
5.ジャングルドリル |
|
ジャングルドリルを行いました。先ほど練習したインサイドムーブを使って、ゴール近くでのステップワークに磨きをかけましょう!ランキング制度になっているので、より高いランキングに上がって来れるように工夫を続けて下さいね!
|
|
6.リトリートドリブル |
|
ボール運びでのミスを減らすためのドリブル練習です。プレッシャーをかけられたときの、下がるドリブルを紹介しました。下がるドリブルのことをリトリートドリブルと呼んでいます。
半身になり、ボールを相手から遠ざけます。ボールを外側に突き出すようにして、スライドステップで大きく下がりましょう。
ディフェンスから離れる動きをしてスペースを作った後、相手の状態に応じで
・ストレート
・フロントチェンジ
・ロールターン
を使い分けてまた抜いていきます。
相手が強くなればなるほど、プレッシャーリリースのテクニックが重要になります。プレッシャーから離れる動きをしっかりと磨いておきましょう!
リトリートドリブルの練習を行った後は、エンドライン上で前回確認した基本姿勢をチェックしてもらいました。 |
|
7.1on2・2on4 |
|
2人のディフェンスを相手にドリブルでボールを運ぶ練習です。ダブルチームで挟まれたら、リトリートを使いましょう。2人のディフェンス相手にミスなくボールを運べるようになれば、試合でのミスも減ってくるはずです。
1on2の練習の後は、2on4の練習を行いました。今度は、オフェンスが2人になったのでパスという選択肢も使えます。しかし、ぞれぞれに2人のディ
フェンスがついているので、パスを受ける方もディフェンスを振り切る動きが必要になります。
今年のチームは、自ら考え工夫することもテーマになっています。こういった練習では、常に考え、工夫していかないとレベルがあがりません。難しい状況設定のメニューこそ、レベルアップのチャンスですから、どんどん工夫してチャレンジをしていってください。
|
|
8.スピードクロスオーバー |
|
ワンマン速攻の時などに使えるスピードクロスオーバーを練習しました。ドリブルしている手から逆の手にドリブルを切り返すのではなく、ドリブルしている手を一気に逆側へ突き出して相手を抜いていくテクニックです。
肩が入りやすい分、スピードがでている状態で使うと効果的な切り返しです。その動きにディフェンスが反応してきたら、インサイドアウトで逆に抜くことができます。
速攻の場面でとても使いやすいテクニックなので、ぜひ練習してみて下さい。
|
|
9.ハーキースライド1on1→オールコート1on1 |
|
ディフェンスの足づくりのメニューから1on1を行いました。2人組でオフェンスとディフェンスにわかれます。
ディフェンスはハーキースライドを3ポイントラインに沿って行っていきます。オフェンスは、攻めの姿勢でドリブルをしながら3ポイントライン沿いに横に移動していき、逆サイドのウイングの辺りでドライブインをしかけます。
ディフェンスはハーキースライドでかなり消耗しているはずなので、それでも1on1で守り切るというのがテーマです。それが出来れば、かなり強力なディフェンダーになることができます。
ディフェンスは、守り切った後はリバウンドから速攻です。ディフェンスでがんばったあとに、さらに速攻で走り、シュートを決めきることができれば、優秀な選手になることができます。
|
|
10.ドライブの合わせ |
|
ドライブインに対する合わせの動きを確認しました。
ウイングのドライブインに対する合わせの練習を行いました。
まずは、ウイングからベースライン側(エンドライン側)に抜いてきた場合の合わせ方です。
合わせの動きの考え方で基本となるのは、
・自分が動いて、ディフェンスがついてくれば味方がチャンス
・自分が動いてディフェンスがついてこなければ自分がチャンス
になるように動くことです。
<ウイングからのベースラインドライブ>
■逆サイドローポスト
ねじの動きで台形の中心を狙いましょう。ドリブラーが、自分のマークマンとヘルプディフェンスの合間を縫ってパスをしますから、そのコースに入るようにしましょう。
■逆サイドウイング
ドライブプレーヤーの視野に入るように動きます。そして、ディフェンスのブラインド(真後ろ)に入らないように注意しましょう。ブラインドに入ると、パッサーは難しい処理を必要とするため、ミスが増えることになります。
他の選手と重ならないように注意しなければなりません。
■トップ(ガードポジション)
基本的にはセーフティーです。ドライブがレイアップにいけず、パスも出来ずに止まってしまった場合は、ウイングの位置にパスを受けに行き、3ポイントを狙いましょう。
■ボールサイドポストマン
ハイポストの場合はそれほど邪魔にはなりませんが、ローポストにいるときにウイングプレーヤーがベースラインドライブをしてきてしまったら、コースにいて
邪魔になってしまいます。その場合は、ドライブとねじの動きになるようにハイポスト側へ素早く移動しましょう。
<ウイングのエルボードライブ>
■逆サイドローポスト
ねじの動きでゴールにカットするか、ボールのほうへ向かってきてトレイルプレーをねらうか、ミドルレンジに開いてオープンのショットを打つか、いくつか選
択肢があります。ゴール側にカットする場合、タイミングが遅いとあまりチャンスにならないので、状況判断のタイミングでヘルプディフェンスの視野がボール
に向いていて、裏へのカットに気づかない場合はゴールカットは有効です。そうでない場合やタイミングが遅かった場合などはトレイルプレーに入ると効果的で
す。
■トップ(ガードポジション)
ガードのディフェンスがエルボードライブのヘルプに行った場合、ガードがその近くに止まっていると、ディフェンスはドライブのヘルプをした後にまたすぐ
マークマンに戻れることになります。なので、ガードポジションのプレーヤーはドリブルから離れるように動いてスペースを作ります。そうすることで、ディ
フェンスをドライブから遠ざけ、もしディフェンスがヘルプに向かったら自分がノーマークになるように動きましょう。
■逆サイドウイング
トップのガードプレーヤーが広がってくるので、その選手の近くにいないように、移動します。このときにも、ドライブプレーヤーの視野の中にいること、ディ
フェンスのブラインドにいないようにすることを意識しましょう。完全にブラインドに入らないようにするのは難しいので、ここにパスを入れるためにはパッ
サーのテクニックも重要になります。
■ボールサイドポストマン
ローポストの場合はそれほど邪魔にはなりませんが、ハイポストにいるときにウイングプレーヤーがエルボードライブをしてきてしまったら、コースにいて邪魔
になってしまいます。その場合は、ドライブとねじの動きになるようにローポスト側へ素早く移動しましょう。基本的には、ポストプレーヤーがいるほうにドラ
イブするとプレーが難しくなるのでお勧めしませんが、そうなってしまう場面があるかもしれません。その時にはすみやかに合わせの動きに入りましょう!
|
|
11.ゲーム |
|
最後にゲームを行いました。試合の中で、フレアスクリーンを使ったミートアウトでボールを展開し、そこからドライブインをしかけ、それに対してセンターが合わせるという練習を行いました。
ボールをゴールに近づけると、チャンスが広がります。ドライブインでも点が取れる、ヘルプが来てもアシストが出せる、ゴール近くのシュートであればゴー
ル近くに落ちるので、リバウンドを激しく取りにいき、セカンドチャンスをものにする。こうやって、粘り強く得点を重ねていけるように、レベルアップを目指
していきましょう!
|