1.1分シューティング |
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1分シューティングを行いました。同じ場所から繰り返し打つシューティング練習で、現在のシュートの精度をチェックしました。
台形近辺は1分間ノーミスで打つと18〜20本決めることができます。15本以上入るようになるのを目標に、確率を上げていきましょう。
3ポイント、ロングシュートはノーミスだと10本以上入ります。まずは平均5本決められるように、そして徐々に目標を10本に近づけていけるようにしましょう!
台形近辺2セット、3ポイント2セット行ったので、合計で40本を超えられれば非常に安定してきていると言えると思います。
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2.バディシステム |
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前回の練習の後、ノートにシュート技術のポイントを整理してきてもらいました。1分シューティングの後、ノートに書いたことを意識して練習できた人は手をあげてくださいと聞いてみたところ、ほとんどの子が手をあげることができませんでした。
1分シュートのようなシューティングは
・その場で動かず
・ディフェンスをつけず
・連続で繰り返し打ち続ける
という最もシンプルなシュート練習になります。それだけ、体の細かい部分にまで意識を向けてシュートを打つことが出来る練習です。
その練習で、技術に対する意識が浅いまま取り組んでしまうのは非常にもったいないことです。
これから、吉田中の皆さんにはバディシステムを採用してもらいたいと思います。
パートナーを決め、その2人は運命共同体です。パートナーのシュートの確率が上がったら、それは2人にとっての成功というシステムです。逆に、パートナーのシュート確率が上がらない場合は、2人にとっての失敗を意味します。
自分のシュートが入るようになるかどうかが、パートナーにも影響します。パートナーのシュートが入るようになるかどうかが、自分にとっても重要なことです。
このシステムの中で、まずはバディのシュートを意識してチェックできるようになりましょう!そして、自分のシュートも意識して改善していけるようになりましょう!
ノートに、次の練習日までの目標を書いてもらいました。2人ともそれをクリアできたら、それは2人揃っての成功です。パートナーが目標をクリアできるように、お互いにお互いを高めあいましょう! |
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3.ラピッドファイヤー |
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以前も紹介した1分30秒のムービングジャンプショットドリルです。
・最初の30秒は、ショートコーナーとエルボー ・次の30秒は左右のエルボー ・最後の30秒は逆サイドのショートコーナーとエルボー を移動しながらシュートを打ちます。
2人組でボール1つで行っているので、20本を超えることを目標に練習を続けていきましょう!
バディはこの練習の時にも、相手のシュートが曲がってしまう原因、前後にずれてしまう原因があったら注意してあげましょう。 |
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4.DF付きラピッドファイヤー |
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先ほど練習したラピッドファイヤーにディフェンスをつけて練習しました。 ラピッドファイヤーはムービングのディフェンス無し、同じ人が連続で打つジャンプシュートドリルです。
このドリルにディフェンス付という要素を付け加えて、さらに実戦に近い形でシューティングを行います。
このディフェンス付の練習で、先ほどのディフェンスがいなかったときと変わらない正確さを発揮できるようになれば、試合でもディフェンスの影響を小さくすることができ、より実践的なシュート力を身につけることが出来ます。 |
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4.ムービング3ポイントシューティング |
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ムービングのロングシュート練習です。ボールミートしてパスを受け、3ポイントシュートを打ってもらいました。
1分間同じ人に打ってもらいました。最初に行った1分シューティングの記録とこの記録に差がなくなるように、ムービングからのシュートの精度を上げていきましょう。 |
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5.DF付きムービング3ポイントシューティング |
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続いて、ディフェンス付で同じ練習を行いました。ディフェンスをつけても、つけなかったときの記録と変わらないようにしていくのが実戦的に能力を高めていくということです。
常に、バディの選手と同じグループになるように練習をしてください。そして、バディの選手の悪い癖を把握し、繰り返し繰り返し意識をさせるように言葉をかけていきましょう! |
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6.ボイス&ディフェンスドリル |
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最後にディフェンスドリルを紹介しました。スペインのクラブが行っていた練習を応用したドリルです。ヨーロッパの子ども達も、こういったドリルで激しいディフェンス、大きな声を出すことを練習しています。
ボールプレッシャー(ボールコール)・ヘルプポジション(ヘルプボイス)・クローズアウト・ドライブへの反応・スティック(止まったのボイス)を順番に2周回るまで繰り返します。その間、ずっと足と声を止めないことがルールです。
最後のボールにはクローズアウトした後にルーズボールを転がします。そのルーズボールに飛びついてボールをとったら終了です。
こういう厳しい練習をするときは、周りのチームメイトが一緒に盛り上がってあげることが必要です。傍観者(ただ見ているだけの人)にならないようにしましょう。
がんばった仲間にハイタッチや声掛けをすることを忘れずに!!
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