1.ストレートシュートドリル |
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まずはじめに、リングの奥にぶつけてシュートを外す練習からやってもらいました。 わざわざはずすの!?と思った子もいたかもしれませんが、これはまっすぐ打つことを高く意識するための練習です。
この練習は、外れたボールがまっすぐ帰ってこないと失敗です。リングは円状ですから、まっすぐ当たったボールしかまっすぐ帰ってきません。
また、奥のリングにまっすぐ当たるようにコントロールできる能力は、リングの中にシュートを入れる能力よりも高度な能力です。
なので、この奥のリングに当ててまっすぐ帰ってくるようにという練習は、シュートのコントロール力をかなり高めることができます。
ぜひチャレンジしてみてくださいね! |
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2.バディチェックシューティング |
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前回から、シュート練習の時の相棒「バディ」を決めてもらいました。シュートの癖はなかなか自分で気づけないものです。
バディはそれぞれ自分のパートナーのシュートをチェックし、曲がる原因、前後にぶれやすい原因を確認しあいましょう! |
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3.フラッシュシューティング |
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いつもやっているフラッシュシューティングを行いました。4つのグループに分かれて、2分で何本入ったかを数えてもらっています。
途中で、頭と体のバランスについて意識してもらいました。頭と体がひとつのパーツ、手足がそこからはえていると考えてください。
安定した土台に自由に動く手足です。頭と体が不安定になると、手足でバランスをとることになります。まずはキャッチしたときに頭と体が地面から垂直に安定すること、これが重要です。
このストップのバランスを意識して取り組んでもらったところ、4チーム合計で200本クリアを達成できました!このシューティングは、レギュラーメンバーだけではなく、40人弱のメンバー全員で打っています。吉田中のモットーである「全員バスケ」を体現している練習です。一年生も入ってきたこの時期に、200本クリアを達成できたことは非常に素晴らしいです。
誰かだけが入るようになってもこの記録は達成できません。全員が意識高く取り組んでいる証拠です。ますますレベルアップしていきましょう! |
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4.2ドリブルジャンプショット |
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次に、3ポイントラインでパスキャッチし、先ほどチェックした安定したバランスでストップ、シュートフェイクをした後に2ドリブルジャンプショットを行ってもらいました。
皆さんの、ディフェンスなし練習を見たところ、ドリブルのリズム、ストップのタイミングが実践的ではないことがわかりました。
まずは、ディフェンスに対してドリブルの回数を変え、リズムを変え、ストップのタイミングを変え、どんな状況でも安定したシュートフォームでシュートが打てるようになるという能力を身につけてもらうことを今回の目標にしました。
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5.コーディネーショントレーニング |
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まずは、いつでもストップでき、ジャンプできるようになるためのリズムを崩すコーディネーショントレーニングを行いました。
ステップの足を変えるレイアップ練習、ドリブルとジャンプのタイミングを変えていく練習です。自分の都合ではなく、状況に応じて身体をコントロールしなければなりません。
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6.アドバンテージドライブジャンプショット |
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2人組のジャンプシュートドリルです。オフェンスはウイングに、ディフェンスはエンドラインに立ちます。パッサーはオフェンスと逆サイドのウイングにおり、パッサーの合図でオフェンスはトップへフラッシュしてきます。フリースローラインにコーンが二つ置いてあり、ディフェンスはこのコーンのどちらか外側をまわってディフェンスに入ります。
オフェンスはトップでパスを受けた後、ディフェンスが通ったコーンの逆側へドリブルし、2ドリブルでジャンプシュートを打ちます。
ディフェンスが後から追ってくるような形になるので、ドリブルからのジャンプシュートが遅いとブロックされてしまいます。パスを受けた瞬間にディフェン
スの状況を見てドライブの方向を判断し、相手を抜き去った後には追いつかれる前にクイックモーションでドリブルジャンプシュートを打つという練習です。
ディフェンスに追い付かれないように、判断を早く、ドライブインをスピーディーにして練習をしていきましょう!
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7.ヘルプ付きアドバンテージドライブジャンプショット |
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先ほどの練習にヘルプディフェンスもつけた練習です。3人組になり、先ほどの練習の体形からもう1人ディフェンスを増やします。1人目のディフェンスは先
ほどと同じようにどちらかのコーンの外側をまわりますが、2人目のディフェンス役の選手は、左右どちらかのフリースローレーンの一番下のハッシュマークを
踏んでヘルプディフェンスに入ります。
オフェンスは今度はワンドリブルでもツードリブルでも構わないので、ディフェンスの状況をみてすばやくジャンプシュートを打ってもらいました。
ヘルプディフェンスがどんな状況かということで、ワンドリブルで打つべきか、もうワンドリブルゴールに近づけるかが決まります。
自分の都合ではなく、ディフェンスの状況でドリブルの回数やジャンプのタイミングを変えていく練習です。とても実践的なドリブルジャンプショットの練習なので、またぜひチャレンジしていきましょう! |
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8.パワーレイアップ
・ジャンプストップからのステップワーク |
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ドライブインでシュートまでいけずに止まってしまう場合のステップワークを練習しました。
ドライブの途中でジャンプストップし、どちらの足も軸足にできるようにした状況で次のターンを選ぶテクニックです。
ジャンプストップから右レイアップ、左レイアップ、ターンフェイクからの逆レイアップを練習しました。このテクニックも使えるようになっておくとドライブインで攻めきれなかったときにもチャンスを増やすことができます。
ぜひ練習してみてくださいね!
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9.シェービング1on1 |
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いま練習したストップからのターンが実践的に練習できるように、シェービングの連続1on1を行いました。
シェービングとは、パスを受けた時の軸足とターンを色々な種類で練習していくドリルです。
フリースローライン当たりで練習することが多いのですが、今回はこのドリルを勝ち抜き形式に変更し、いま練習したステップやシュートをどんどん実践的に練習してもらいました。
さまざまなディフェンス相手に、ステップを使い分け、シュートを決め切れるように練習していきましょう!
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10.エンドタッチ1on1 |
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2人組で、ウイングからの1on1練習を行いました。今日練習したドライブからのジャンプショット、ドライブ途中のステップワークを総合的に試すドリルです。
ガードポジションにオフェンスとディフェンスが並んで立ち、合図で2人ともエンドラインをタッチします。
オフェンスのほうが外側にいるようにして、ディフェンスより少し早くウイングにつけるようにしておきます。
このような状況から、オフェンスは3ポイントを決めるか、ドライブインをするかを選択します。
ドライブインを仕掛けたら、レイアップに行くか、ストップジャンプショットを選ぶか、それぞれ自分の感覚の中でつかんでいく練習です。もちろん、ドライ
ブの途中で止められてしまったら、今回練習したジャンプストップからのターンプレーを意識的に使っていけると良いと思います。
こういった実戦的な練習の中で感覚が磨かれていきます。ディフェンスのレベルが上がれば、練習の質も上がり、強いチームにも通用するオフェンスが身に付きます。
意識高く、オフェンスもディフェンスもチャレンジしていきましょう!
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11.ゲーム |
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最後にゲームを行いました。新一年生の力を確認するのもふくめて、 レギュラーから順に5人チームを組んでいき、勝ち抜き戦を行いました。
競争的なゲームの中で、技術は磨かれていきます。つねにお互いに激しいプレッシャーの中でプレーしていないと、技術のレベルは高まりません。下級生も上級生にチャレンジする中で技術を高めていきましょう! |