指導のねらい
1)フローティングのテクニック
2)レッグスルーからのドライブインテクニック

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1.レッグスルー10  今回は久々にレッグスルーXをウォーミングアップとして練習しました。一年生など、初めてチャレンジした選手もいたかもしれませんが、このドリルはハンドリング力、ドリブル力アップにお勧めなので是非チャレンジしてみてください!

■レッグスルーX
 レベル1:内側通し
 レベル2:外側通し
 レベル3:内側2回スキップ外側2回
 レベル4:内側3回スキップ前足回し
 レベル5:外側3回スキップ前足回し
 レベル6:利き腕片手
 レベル7:逆腕片手
 レベル8:利き腕片手3回スキップ前足回し
 レベル9:逆腕片手3回スキップ前足回し
 レベル10:両手逆さ外側通し

2.ドリブルドリル
 ・ハートドリブル
 ・フローティング
 今回のテーマであるフローティングというテクニックの分解ドリルです。ボールの内側から外側へハート型に動かすようにドリブルします。

 それが出来てきたら、次はハート型に動かしながら同時にステップもふんでいきます。ボールと同時に横に
スタッタ―ステップで移動します。

 この横への移動を使って、
ディフェンスとのズレを作り、そのまま加速して抜いたり、ディフェンスの反応に対して逆にドライブをしかけたりすることができます。

 また、
パスの角度を変える時にも使えるので、是非練習してみてくださいね!

3.フローティング1on1  先程練習したフローティングを使って実際に1on1を行いました。相手が下がったらシュートもOKです。

 
ディフェンスの反応を見て、そのままオンサイドに抜くか、クロスオーバーで逆を突くか、感覚をつかんでいきましょう!

4.スピードレッグスルーとストップレッグスルー
 ・アタックステップ
 ドリブルからの抜き技として、レッグスルーの練習を行いました。レッグスルーから相手を抜くときに、足が前後になってしまうとうまく抜けません。基本練習やレッグスルーXでは前後に足を開いて歩きながら練習しますが、相手を抜くときには足を横に開いて、ディフェンスとのズレを作りましょう。

 
スピードレッグスルーストップレッグスルーの 2種類を練習しましたが、スピードレッグスルーはレッグスルーしながら加速するので、ハンドリングをしっかりと練習しなければなりません。ストップレッグ スルーは、レッグスルーした後一度動きを止め、突然加速して抜きに行きます。止めている時に、ボールを下から支えてしまうとダブルドリブルなので、ボール の上を吸い上げるように止まりましょう。

 この二つのテクニックで緩急をつけることによって、ディフェンスはかなり守りづらくなりますよ。

 そのあと、ストップレッグスルーからの
アタックステップも紹介しました。ストップした後、そのまま加速する動きのステップをいれて逆に切り返します。足さばきなどとても難しいですが、是非チャレンジしてみてください!

 このレッグスルーを練習すると、タイミングのずらし方、ドリブルから加速するタイミングなどがつかみやすくなるのでお勧めです。たくさん練習してくださいね!

5.Wレッグスルーのフローティング   レッグスルーとフローティングを組み合わせて、1on1を行いました。レッグスルーを足を入れ替えずに2回行い、2回目のドリブルに合わせてフローティングを行います。

 そのあと、そのままオンサイドに抜いてもいいですし、そこからレッグスルードライブをしかけても良いです。レッグスルードライブでもスピードとストップの緩急をつけて使っていけば、
左右と緩急のズレをあわせて使えることになります。

 今回練習した1on1のテクニックをこれからも磨いていって、試合でも1on1で相手を抜きされるようになりましょう!

6.1on1リーグ   いつもの1on1リーグを行いました。前回の順位から始めましたが、ひとつでも順位は上げられましたか?今回練習したテクニックを試してみる場でもあるので、意識してチャレンジしていきましょう!

7.ゲーム   今日も最後にゲームを行いました。リーグ戦の結果でメンバーが決まっているので、どんどん1on1で勝ち上がっていきましょう!

 指導の感想と次回へ向けてのコメント
 今回フューチャーしたテクニックは「フローティング」と「レッグスルー」です。フローティングは横のズレを、レッグスルーでは緩急をポイントにして技術をみがいていきました。1on1の強い選手になるためには、ディフェンスとの戦いの中で技術を磨いていく必要があります。ディフェンスがいない時にうまくできても、ディフェンスに対して使えなかったら意味がありません。

 これからもセカンドステップでは1on1のテクニックを紹介していこうと思います。それを、最後の1on1リーグでどんどん使っていきましょう。そして、普段の部活でもチャンスがあったらどんどん使っていきましょう!
うまくいったり、失敗したりの繰り返しで、徐々に身体が技術をつかんでいきます。
 
 また次回も楽しみにしています!これからもがんばっていきましょう!!