1.ウォーミングアップ
・お姫様鬼ごっこ
・マイカンドリル
・チャイナ |
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■お姫様鬼ごっこ
4人一組になり、お姫様と魔物を一人ずつ決めて、残りの二人がお城になる鬼ごっこです。
お城とお姫様は手をつないで三角形を作り、魔物はお姫様にタッチしようとしますから、魔物から姫を守るように3人で動きます。動き方がディフェンススラ
イドの動きになるので、フットワークにもなりますし、魔物側はフェイントなども上手になるウォーミングアップです。
■マイカンドリル
ジョージマイカンという昔の有名なNBA選手がやっていたというドリルです。午前中の練習で、レイアップが落ちるシーンが見られたので、特にスピンの使い方をうまくするためにこの練習を紹介しました。
左右の手でゴール下からスピンをかけてシュートを打ちます。ゴールに表向きと裏向きを左右の手で行います。この4本を
1セットとして、12本連続ノーミスで決めることができたらクリアです。これがしっかり打てるようになると、ゴール付近のシュートやレイアップなどの技術
がレベルアップします。
■チャイナドリル
チャイナは中国代表チームが試合前のウォーミングアップでやっていたレイアップドリルです。3人でサイドラインからサイドラインへずっとランニングしな
がらシュート・リバウンド・パスを繰り返していく練習です。10本連続で入るまで左手のレイアップを打ってもらいました。フックレイアップ気味に打つ角度
でチャレンジしてもらったのですが、よくドライブインで使うことになる角度です。皆さん苦手のようだったので、繰り返し練習しておきましょう! |
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2.ドリブルからのドライブインドリル
・Vドリブル
・コースト トゥ コースト
・ボディフェイク
・ドッジング |
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午前中に出来なかった、ドリブルからの抜き技をご紹介しました。
■Vドリブル
まず最初にVドリブルという練習を紹介しました。サイドラインからサイドラインまで、サイドキックとフロントチェンジを同じリズムで繰り返していくドリ
ルです。サイドキックの方がすばやく行えるはずなので、そのスピードに合わせてフロントチェンジを繰り返すことで、切り返しのハンドリング力を高めること
ができます。
■コースト トゥ コースト
次に、コースト トゥ
コーストという大きなフロントチェンジの抜き技を練習しました。肘を伸ばしてボールを遠くにキープし、そこから突然フロントチェンジに入ります。チェンジ
オブペースの要領で、大きく貯めた状態から突然フロントチェンジに入ることがポイントです。
切り返した後は、逆の腕が横に伸び切るくらい大きくボールを切り返しましょう!
■ボディフェイク
ボディフェイクは、ボールはそのままで肩とステップで逆にいくように見せかけるテクニックです。コースト トゥ
コーストのような抜き技を使った後にはとても効果的です。フロントチェンジをしかけると見せかけて、そのまま抜いていきます。
■ドッジング
ドッジングは、ドッジボールのドッジと同じ言葉ですが、身体をふってかわすような動きのことです。上半身を横に振って、ディフェンスの小さな動き出しをつくり、その逆を抜くテクニックです。かなり難しい身体の使い方ですが、使えるようになるとかなり効果的な技です。ぜひチャレンジしてみて下さい! |
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3.ランニングステップの方向変化 |
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ステップ中にディフェンスの状態を見て方向を変えるテクニックです。ランニングステップの良い点は、2歩のステップを使って歩幅を変えたり、方向を変えたりすることができる点です。ステップを踏み始めても、ディフェンスの状況に応じて変化をつけられます。
ダミーディフェンスをつけて、ディフェンスが飛び出してきたらその逆をつけるようなステップの変化を練習しました。
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4.1on2ドリル |
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クローズアウトで近づいてくるディフェンスをかわし、ヘルプにきた二人目のディフェンスもかわすオフェンスの練習です。先ほどのランニングステップの実戦練習です。
ゴール下に3人並び、中央の選手がボールをもちます。中央の選手はボールマンディフェンス、片方の選手がオフェンス、その逆側の選手がヘルプディフェン
スです。中央の選手がウイングに向かって少し浮かせたバウンドパスをするので、オフェンス役はそのボールを追いかけていき、キャッチからすぐにドライブイ
ンをします。ボールを投げたディフェンスはクローズアウトしていき、オフェンスにシュートを打たせないようにチェックにいきます。
オフェンスは飛び出してくる一人目のディフェンスをかわし、次に飛び出してくる二人目のディフェンスをかわすという練習です。
一人目だけではなく2人目のディフェンスも視野に入れるというのが非常に大事なポイントです。
実際の試合だとヘルプがくるので、1on1をしかけるときには奥のディフェンスの状況も把握できていることが重要なのです。
次にドライブの合わせを練習しますが、このように二人目も自分でかわせる余裕がある状態でパスができるとミスが減り、良いパスが出せるようになります。
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5.ウイングのベースラインドライブに対する合わせ |
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ウイングのドライブイン対する合わせの練習を行いました。まずは、ウイングからベースライン側(エンドライン側)に抜いてきた場合の合わせ方です。
合わせの動きの考え方で基本となるのは、
・自分が動いて、ディフェンスがついてくれば味方がチャンス
・自分が動いてディフェンスがついてこなければ自分がチャンス
になるように動くことです。
■トップ(ガードポジション)
基本的にはセーフティーです。ドライブがレイアップにいけず、パスも出来ずに止まってしまった場合は、ウイングの位置にパスを受けに行き、3ポイントを狙いましょう。
■逆サイドウイング
ドライブプレーヤーの視野に入るように動きます。そして、ディフェンスのブラインド(真後ろ)に入らないように注意しましょう。ブラインドに入ると、
パッサーは難しい処理を必要とするため、ミスが増えることになります。他の選手と重ならないように注意しなければなりません。
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6.ウイングのエルボードライブに対する合わせ |
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■トップ(ガードポジション)
ガードのディフェンスがエルボードライブのヘルプに行った場合、ガードがその近くに止まっていると、ディフェンスはドライブのヘルプをした後にまたすぐ
マークマンに戻れることになります。なので、ガードポジションのプレーヤーはドリブルから離れるように動いてスペースを作ります。そうすることで、ディ
フェンスをドライブから遠ざけ、もしディフェンスがヘルプに向かったら自分がノーマークになるのです。
■逆サイドウイング
トップのガードプレーヤーが広がってくるので、その選手の近くにいないように移動します。このときにも、ドライブプレーヤーの視野の中にいること、ディフェンスのブラインドにいないようにすることを意識しましょう。 |
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7.エンドタッチ3on3 |
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ガードと両ウイングの実戦練習です。ガードの合図で両ウイングとそのディフェンスはエンドラインまでダッシュし、ウイングに広がってきてどちらかがパスを
受けます。パスを受けた後、その選手はドライブインをするので、そのコースに応じてガードと逆サイドのウイングは合わせの動きを選択します。
合わせの動きがうまくいくと、ボールの周りにスペースが生まれ、結果的にドライブイン自体がうまくいく場面が増えてきます。ドライブをした選手ははじめ
からパスを狙うのではなく、自分でシュートまでいくという意識をもって練習することが重要です。
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8.ウイングのベースラインドライブに対するインサイドの合わせ |
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インサイドの選手の合わせ方も練習しました。
■逆サイドローポスト
ねじの動きで台形の中心を狙いましょう。ドリブラーが、自分のマークマンとヘルプディフェンスの合間を縫ってパスをしますから、そのコースに入るように
しましょう。逆サイドのハイポストの場合ももし自分のマークマンがドライブのヘルプに向かったら、ディフェンスのブラインドに入らないようにパスコースへ
合わせて動きましょう。
■ボールサイドポスト
ハイポストの場合はそれほど邪魔にはなりませんが、ローポストにいるときにウイングプレーヤーがベースラインドライブをしてきてしまったら、コースにい
て邪魔になってしまいます。その場合は、ドライブとねじの動きになるようにハイポスト側へ素早く移動しましょう。 |
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9.ウイングのエルボードライブに対するインサイドの合わせ |
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■逆サイドポスト
ローポストの場合はねじの動きでゴールにカットするか、ボールのほうへ向かってきてトレイルプレーをねらうか、ミドルレンジに開いてオープンのショット
を打つか、いくつか選択肢があります。ゴール側にカットする場合、タイミングが遅いとあまりチャンスにならないのでディフェンスを良く見て判断しましょ
う。
ハイポストの場合は、ディフェンスの視野がボールに向いていれば素早くゴールにカットするとチャンスです。自分のマークマンがヘルプに向かった場合はそのままオープンになっていればノーマークのショットチャンスも狙えます。
■ボールサイドポストマン
ローポストの場合はそれほど邪魔にはなりませんが、ハイポストにいるときにウイングプレーヤーがエルボードライブをしてきてしまったら、コースにいて邪
魔になってしまいます。その場合は、ドライブとねじの動きになるようにローポスト側へ素早く移動しましょう。ただ、タイミングが難しいので、そのままスク
リナーになってしまい、インサイドスクリーンの状況を作るのがお勧めです。 |
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10.ゲーム |
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今回練習したことをゲームでチャレンジしてもらいました。今日練習したことがいきなりゲームでつかえたら、練習が必要なくなってしまうので、できなくて当たり前です。ただし、ゲームの中で使ってみようという意識があるかどうかがこれからの成長のカギを握っています。誰かがドライブインをしたら、合わせの動きをするんだという意識をもって練習に取り組みましょう! |